アニメ「かくしごと」は面白い!でも原作者の別作品は注意が必要ってなぜ?オススメ作品は何?

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アニメ「かくしごと」は面白い!でも原作者の別作品は注意が必要ってなぜ?

 

2016年1月号「月刊少年マガジン」(講談社)より連載の「かくしごと」

4月からはアニメも始まっており、漫画家あるあるネタや、娘を溺愛する父親の飛躍した想像が面白いと話題になっています。

 

私は、かくしごとをきっかけに、原作者の方の他作品を調べてみました。

有名な作品はあったものの、他の作品は知らないものばかり。

なので、あらすじなど深くまで調べてみたのですが、作品によっては「これは、何も知らない人が急に読むのは注意した方が…」というようなものがありました.

 

ここでは

・「かくしごと」の原作者って?

・「かくしごと」以外の作品を見るには注意が必要なのはなぜ?

・「かくしごと」以外のおすすめ作品は?

について触れていきたいと思います。

 

 

「かくしごと」の原作者は「絶望先生」と同じなの?

かくしごとの原作者は、久米田康治(くめたこうじ)さんで「さよなら絶望先生」と同じ方です。

(私は同じ方だとは存じ上げませんでした。。)

 

1990年、「行け!!南国アイスホッケー部」で小学館の新人コミック大賞で入選し、漫画家デビュー。

2004年、週刊少年サンデーでの「かってに改蔵」の連載終了後、2005年に週刊少年マガジンに移籍。

「さよなら絶望先生」の連載を開始し、これが人気となりました。

 

下ネタ・時事ネタ・その当時の世相などを風刺・パロディ化たりなどの作風が魅力です。

 

 

 

アニメ「かくしごと」は面白いけど原作者の別作品には注意が必要って何でなの?

久米田先生のデビュー作品「行け!!南国アイスホッケー部」は、当初はスポーツコメディ。

 

ですが、突然下ネタが増えるので、注意が必要です。

 

おまけに初期の頃は、画風も作風も違うし、絶望先生や、最近のかくしごとのような感じでもありません。

人によっては、合う合わないがあると思います。

 

また、別作品で「かってに改蔵」というのがあります。

こちらは、最初こそ久米田先生お得意のギャグ満載でしたが、最後はまさかの「夢オチ」という、ひねった展開を迎えるので、注意が必要です。

 

時事ネタ・あるあるネタが豊富で面白かったのに、実はメインの登場人物たちは精神患者で「今までの出来事は、全部空想だった」という衝撃の展開を迎え、シリアスな雰囲気のまま終わります。

夢オチは、その意外な展開に面白いと感じる人もいる一方で、「今までのことはすべて現実ではなかったんだ」と、自分の思入れ深いエピソードや好きなキャラクターも否定されたような気持ちになるので、好き嫌いが分かれるかと思います。

基本はギャグ漫画ではありますが、読み進むにつれて突然作風が変わったり、終わり方が微妙だったりする作品もあります。

かくしごとをきっかけに他の作品も読みたいと思った方は、まずはこういったまとめ記事を読むなり(突然の宣伝)、口コミを読んだりする方がいいかもしれませんね。

 

 

「かくしごと」の原作者「久米田康治」の別作品のオススメには何があるの?

オススメ①:じょしらく

女子落語家たちの「おあとがよろしいようで」から始まる、ゆるゆるガールズトークが楽しめる漫画。

漫画の表紙や、キャラたちの服装から落語さを感じますが、落語はほとんど関係ありません。

「演芸場の楽屋で、本番前にちょっとした雑談をしている」というような設定ですが…

その雑談内容というのが、当時の世相などを風刺・パロディ化したものだったり、時事ネタ・他アニメのパロディなどが詰まっているだけ。

だから、落語はほぼ関係ないし、別に落語について学べるわけでもありません(笑)

久米田先生は、こういったネタを描くのが得意な方なので、久米田ワールドが楽しめる作品と言っていいでしょう。

 

オススメ②:さよなら絶望先生

1話完結型のブラックコメディ漫画。

些細なことで「絶望した!」と嘆く超ネガティブ教師・糸色望と、何事にもポジティブな女子高生・風浦可符香を始めとする、望のクラス「へ組」の生徒たちが日々起こす騒動を描いています。

話の流れとしては、望が「これは間違っているんじゃないか?」と思うこと(=絶望したこと)に対して、生徒たちが反論したりするような感じ。

その「絶望したこと」の中身は、政治的なものから、日常で経験したことのあるようなものまで、幅広いです。

時事ネタ・あるあるネタなどが盛り込まれており、万人受けする内容となっています。

やはりこちらも、久米田先生ならではの作品です。

 

オススメ③:かってに改蔵

1話完結型のギャグ漫画。

とらうま町の高校生・勝改蔵とその幼なじみと、科学部メンバーの騒動を描いています。

昔「神童」と呼ばれていた改蔵は、幼なじみの名取羽美に公園の遊具から突き落とされたことをきっかけに、思い込みの激しい変人に変貌。

改蔵は、科学部の彩園すずの発言により、「自分は改造人間だ」と勘違いをしていました。

話の流れは、毎回違う問題が出てきて、それについてあるあるや皮肉を登場人物たちが話していくような感じです。

一人暮らしを始めて、最初は茶碗とかだけだったのに、ジューサーを買い、温野菜を食べるなら温野菜もとスチーマーを買ったりなど、物が物を呼ぶ連鎖を「物の連鎖スパイラル」と呼ぶんだ、とか…

「パロディしておけばまぁ受けるだろみたいな風潮は許さない!」と言っていたりとか…

(作品内では思いっきり他アニメのパロディをやっているのに笑)

こんなギャグ話が続いた作品ですが、前章でも少し触れた通り、最終回はまさかの結末が…

すずが開いた謎の扉の向こうに、「退院おめでとう」と言う看護師たちの姿がありました。

実は改蔵と羽美は、精神科に入院している患者で、すずは二人が入院している閉鎖病棟の女医でした。

それまでに舞台になっていたとらうま町は、箱庭療法で使った模型だったのです。

改蔵と羽美は、一言も話すことなく、退院して旅立つ…という、何ともシリアスな雰囲気で終わります。

要は、「今までの出来事はすべて改蔵たちの空想」なんですね。

改蔵が改造人間されたと思い込んで、自分を改造したすすを博士と呼んでいたことも、この空想に基づく空想…つまりは「夢オチ」です。

終わり方は好みがあるかもしれませんが、それまでのギャグはやっぱり面白いので、個人的にはおすすめです。

 

「じょしらく」と「絶望先生」のアニメは無料で見れないの?

上記でオススメとして紹介した「じょしらく」「絶望先生」は無料で視聴する事ができます。

それは、U-NEXTという動画配信サイトです。

 

現在、31日間無料トライアルなので、期間内に解約すれば使用料金無料です。

登録は数分でできるので簡単。

 

下記のアニメを見放題で視聴できますよ。

じょしらく(全13話)

2012年「さよなら絶望先生」の久米田康治作のコミックを原作に、女子落語家たちのゆるゆるトークを描くコメディ。桃黒亭一門ことももいろクローバーZが歌うEDも楽しくて必聴!

さよなら絶望先生

(全12話)

2007年久米田康治原作のコメディ。当時の時事ネタや古今東西様々なニュース・作品などをひねって盛り込んだ小ネタがいっぱい。中には一瞬しか表示されない発見困難なネタも。

【俗・】さよなら絶望先生

(全13話)

2007年久米田康治原作のコメディ第2弾。原作で描かれたギリギリのネタが盛り込まれ、実験的な演出も多い。ほぼすべての回が3エピソードで構成されていて、気軽に楽しめる。

【懺・】さよなら絶望先生

(全13話)

2009年久米田康治のコミックを原作とするブラックコメディ第3弾。作画と演出が原作の雰囲気に近くなり、原作ファンをニヤリとさせるシーンもあちこちにちりばめられている。

 

手軽に「じょしらく」「絶望先生」を楽しんでみませんか?

 

U-NEXTの使用方法はこちらに解説しています。

見たいと思ったら参考にしてみてくださいね。

「U-NEXT」の利用方法は?メリットやデメリットは何?評判や登録解約方法もまとめ

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『アニメ「かくしごと」は面白い!でも原作者の別作品は注意が必要ってなぜ?オススメ作品は何?』についてでした。

少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。

 

久米田先生の作品は、ただのギャグ漫画かと思いきや、思わぬ衝撃を受ける作品もあるようですね。

かくしごとっぽい作風を想像して別作品を見ると、そのギャップに疲れるかも?(笑)

でもその衝撃のストーリーだったり、作風がもしかしたら逆にクセになりそうです!

気になる方は、ぜひ見てみてください。

 

こちらに関連記事があります。

アニメ「かくしごと」は思った以上にコメディーで面白い?見た人の感想やどんな内容かも解説

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!