映画「ある男」はサスペンスじゃない？怖い内容じゃないのか解説！評価感想もまとめ

映画

映画「ある男」

 

映画「ある男」が２０２２年１１月１８日（金）に公開されます。

 

本作は、芥川賞作家・平野啓一郎さんの

ベストセラー小説が原作ということで、非常に注目されていますね！

 

また、主演の妻夫木聡さんを始め

豪華キャストによる映画化ということで気になっている人も多いと思います。

 

でも予告を見る感じでは、

「何だかミステリアス・・・怖い感じなの？」

と、どんな内容なのかと少し心配になってませんか？

 

本記事を読むと、

どんなジャンルの映画なのか？

見終わった後どう感じるのか？

 

ここがわかりますよ！

 

それでは、

・ 映画「ある男」はサスペンスやミステリーとは違うって本当？

・「ある男」は怖い内容ではなく感動する？実は人間ドラマって本当？

・「ある男」は難しいし考えさせられる？人の存在を問いかけられるってどういう事？

・映画「ある男」は難しい内容なので大人向け？対象年齢はいくつぐらいから？

・ある男を試写会で見た評価感想

について触れていきたいと思います。

 

 

映画「ある男」はサスペンスやミステリーとは違うって本当？

 

映画「ある男」はサスペンスやミステリーで怖い感じの内容なのか？

 

結論から言います、

 

「ある男」は「ミステリー形式の人間ドラマ」です。

 

確かに、ジャンル分けをするなら

サスペンス、ミステリーとも言えます。

 

でも、ただのミステリーではないんですよ。

 

ではそれを説明するために、

簡単にあらすじを解説しますね！

 

あらすじ

 

弁護士の城戸は、かつての依頼人である谷口里枝から、

夫である谷口大祐の身元調査の相談を受けます。

 

大祐は不慮の事故で亡くなってしまったのですが、

法要に訪れた大祐の兄が遺影を見るなり

「これは大祐じゃない」と言い出します。

 

実は里枝の夫は、何らかの理由で

「谷口大祐」になりすましていたんです。

 

ある時から別人として生きてきたこの男は

一体誰なのか？

 

城戸は調査を進め、

徐々に真相に近づいていくのですが・・・。

 

というストーリーになっています。

 

 

「谷口大祐」を名乗っていたこの男は一体誰なのか？

 

何のために他人の人生にすり替わっていいたのか？

 

という謎に迫っていく

ミステリー的な展開は確かにあります。

 

しかし！

 

謎解き自体を楽しんだり、

最終的に凄いどんでん返しがある！

 

というタイプの映画ではないんですよ！

 

真実がわかっていく過程、

そして事の真相がわかった時、

関わる人々の心情が変化していくんですね。

 

そしてそれぞれがどういう考えで、

どういう決断に至るのか・・・、

 

この人間ドラマが今作「ある男」の大きな見どころなんです。

そういう点では、ヒューマンドラマと言えますね！

 

 

「ある男」は怖い内容ではなく感動する？実は人間ドラマって本当？

 

「ある男」は予告編を見ると、

「何かミステリアスだし、怖い感じの映画なのでは？」

 

そう思ってしまいますよね。

 

でも、本作はホラー的な要素や

怖がらせることがメインの映画ではないんです。

 

過激な描写があったり、

グロテスクなシーンがあるわけでもありません。

 

描かれている内容は、

確かに「闇が深い」ものです。

 

そういう意味では、怖いと感じるかもしれません。

 

しかし、前述した通りテーマとしては

とても考えさせられる人間ドラマになっています。

 

もちろん映画なのでフィクションですが、

自分たちにもあり得ない話ではない、

もしかしたら身近にもそういう人がいるかもしれない・・・

 

そんな妙にリアル感があるんですよ。

 

特に登場人物の中で自分に一番近い立場の人に

自然と自らを重ね合わせてしまうんじゃないかと思いますね・・・

 

なので怖いというよりは、

関わっていく人たちの様相に心を動かされます！

 

深い人間ドラマを好む人はぜひ見てください。

 

 

「ある男」は難しいし考えさせられる？人の存在を問いかけられるってどういう事？

 

「ある男」を見ると、こう感じると思います。

 

「自分って何なの？」

そう考えさせられます。

 

当たり前のことについて考えてしまう・・・

ある意味哲学ですね。

 

でもストーリー自体は難解なわけではありません。

むしろ話が理解できるからこそ、考えてしまう・・・

 

そういう作品になっています。

 

何が何だかわからないというわけではなく、

「ストーリーは理解できるけど、

何が言いたかったんだろう？」

 

という映画ってもう１回見たくなりませんか？

 

本作は、ある男が実は別人だったことが分かる

というところから話が展開していきます。

 

そこでポイントになるのが「名前」です。

自分は、名前をたとえ変えたとしても自分ですよね？

 

芸能人は芸名を使っている人も多くいますし、

SNSではハンドルネームを使います。

 

でも他人から見た自分は、

全てを知っているわけではないので

「名前」や「肩書き」だけで判断されてしまうこともあります。

 

そう考えると、自分の存在って何なんだろう？

と考えさせられてしまいますね・・・

 

ここを考えると深いと思いませんか？

 

 

映画「ある男」は難しい内容なので大人向け？対象年齢はいくつぐらいから？

 

映画「ある男」には年齢制限はありません。

誰でも見れます。

 

ただ内容を考えると、

少し大人向けだと言えますね。

 

「名前」がポイントとお話ししましたが、

もう一つ「過去」という重要なキーワードがあります。

 

人間誰しも、過去に秘密を抱えているものです。

 

かく言う私も・・・（意味深）

 

普段何気なく道を歩いている時に、

すれ違う人にも誰にも知られたくない過去があるかもしれません。

 

程度の差はあるにしても

消したいような過去ってありますよね？

 

僕も死ぬほどありますよ・・・

黒歴史的なやつ（笑）

 

自分のことを振り返ると、思春期とか

高校生くらいになって自我が強くなってくると

そういうことを意識し出したなぁ、って思いますね。

 

もう自分は恥の人生だなぁって思います。

 

本作で描かれる秘密の過去は、

他人ではなくより近い関係、

つまり家族の中の問題なんですね。

 

それだけに余計深く心に響きます。

 

小学生以下の子供や、中学生くらいでは、

まだ「過去」ということについて考えることは少ないですよね。

 

というわけで対象年齢は、

高校生くらいからかなと思います！

ですので、１５歳ぐらいからが楽しみやすいですかね。

 

ただ、刺さる年齢層で考えると

既婚者で夫婦や子供と暮らしていた人じゃないかと。

 

人生経験を色々としてきている人には、

考えてしまう事が多くあると思います。

 

なので、僕はめちゃめちゃ楽しみにしてますよ。

 

ある男を試写会で見た評価感想

試写会で一足先に鑑賞した人の声は

どれも高評価ばかりです！

 

一瞬も見逃せない程にのめり込む２時間で、

あっという間という事ですよ。

 

そして、「また見たい！」という感想を持った人がホントいっぱいです。

 

期待を遥かに超えてくる

窪田正孝さんと安藤サクラさんの演技。

 

どの役者さんも素晴らしい表現で魅せてくれます！

 

さあ、ラストの衝撃を拝みに行きましょう♪

 

「ある男」を上映後に見た評価感想

いよいよ上映スタート！

いち早く見た人の感想は

「泣けた！」

「考えさせられたし”人生”を見た気がする・・・」

そんな声がけっこうありますね。

 

万人受けはしないかもという声もありますが

妻夫木聡さん、窪田正孝さん、安藤サクラさん。

彼らの演技が本当に凄いという評価ばっかりです！

 

ぜひ映画館という空間で

彼らが表現する人生を味わいに行きましょうね♪

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『映画「ある男」はサスペンスじゃない？怖い内容じゃないのか解説！』についてでした。

少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。

 

本作は、ベストセラー作家・平野啓一郎さんの小説を

妻夫木聡さん、安藤サクラさん、窪田正孝さんなど

豪華キャストで映画化！

 

ということで、公開前から注目している人も多いと思います。

 

ただ、

「ミステリーっぽい雰囲気で怖いのかな？

どういうジャンルの映画なんだろう」

とどんな内容なのか気になりますよね。

 

しかし、本作はミステリー的な展開を軸としながらも

物語の中で人々が抱える葛藤が描かれるので、

人間ドラマとしての要素が強いと言えます。

 

誰にでも置き換えて考えることができる・・・

そんな深いテーマを感じる作品となっています。

 

ぜひ劇場で確かめてみてください！

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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