映画「哀愁しんでれら」は見る前に原作を読んだ方が楽しめる?予備知識が必要か解説

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映画「哀愁しんでれら」

「哀愁しんでれら」2021年2月5日公開の日本のサスペンス映画です。

「3月のライオン」「ビブリア古書堂の事件手帳」などの脚本で知られる渡部亮平さんが、

「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」でグランプリを獲得した企画を基に映画化された作品となります。

 

渡部亮平監督にとっては本作が商業長編映画デビュー作となり、

大きな注目と期待を集めています。

 

主演の土屋太鳳さんが出演オファーを3度断ったというほどの衝撃的なストーリー展開で話題を集めている「哀愁しんでれら」ですが、原作はあるのでしょうか?

 

また、原作があるのなら

映画観賞の前に読んでおくべきか悩んでいる方もいるのではと思いました。

 

ここでは、

・映画「哀愁しんでれら」は小説を読んでから見た方が楽しめる?

・「哀愁しんでれら」は原作より先に映画を見た方がいいのはどんな人?

・哀愁しんでれらの原作「もう一人のシンデレラ」は怖いけど面白い?

について触れていきたいと思います。

 

 

映画「哀愁しんでれら」は小説を読んでから見た方が楽しめる?

 

映画「哀愁しんでれら」は原作を読んでから見た方が楽しめるのでしょうか?

 

個人的には「哀愁しんでれら」は、

 

映画鑑賞した後に小説を楽しむことをお勧めします。

 

「哀愁しんでれら」には小説版は存在します。

 

ですが、“原作”ではありません。

 

秋吉理香子さんが映画「哀愁しんでれら」を小説化した作品です。

 

それが「哀愁しんでれら~もう一人のシンデレラ」となります。

 

映画が基となり小説ができたというパターンなんですね。

 

もう一人のシンデレラという副題で、登場人物の名前も全く違いますが、

小説のあらすじと映画のあらすじを見比べてみるとほぼ同じストーリー展開になると予想できます。

 

渡部亮平監督が試写会挨拶で”ネタバレ厳禁で”とお願いしたくらいなので、

最後に小説とは違うラストが待っているかもしれません。

 

ですが、大筋は小説版と映画版に違いはないでしょう。

 

・もともとが渡部亮平監督の脚本

・そしてその渡部亮平監督にとっての商業長編映画デビュー作

・渡部亮平監督が土屋太鳳さんに断れ続けても、オファーを送り出演を熱望

 

これらの点を考えても映画「哀愁しんでれら」は熱のこもった作品だと感じられます。

よって小説版を先に読んだ方がいいのか悩んでいる方には映画を先に鑑賞していただくことをお勧めします。

 

「哀愁しんでれら」は原作より先に映画を見た方がいいのはどんな人?

 

上述した通り、映画が先か?小説が先か?

そう悩んでいる方には

 

映画を先に鑑賞することをお勧めします。

 

さらに言えば、普段は原作を読んでから映画を鑑賞をするという方も、

本作に限っては映画を先に鑑賞しても良いのではと思っているほどです。

 

映画が基となり小説が生まれたという点はもちろん理由の一つですが、

 

さらに、

・本作の主演土屋太鳳さん・夫役の田中圭さん・娘役のCOCOさんの演技が軒並み高評価を得ている

という点も大きな理由の一つです。

 

この3役は、それぞれにかなり深い闇を抱えた役柄です。

 

―3人の表情・セリフ・豹変ぶりなどにゾッとする恐怖を感じる―

―3人とも演技に入り込んでいて見応えがあった―

 

このような感想が相次いでいます。

是非その世界観を、渡辺亮平監督の脚本と出演を熱望した土屋太鳳さんら俳優陣の演技で味わってほしいと感じています。

 

 

哀愁しんでれらの原作「もう一人のシンデレラ」は怖いけど面白い?

 

小説版「もう一人のシンデレラ」にもゾッとする恐怖があります。

 

 

小説レビューには

“最高のイヤミス(嫌なミステリー)だ!”

そのような意見が多く見受けられます。

 

ただ、ひたすらに闇深く、

ハッピーエンドでもなければ少なからずの希望の光もありません。

 

多くの人が死に、映画版でいう土屋太鳳さんを含む家族3人はただただ闇に堕ちていきます。

 

“面白かったけどしんどかった”

“読み終わったあと疲れた”

 

などの感想も多く見られ、この作品の闇深さが覗えます。

 

この手の読み手を嫌ぁな気持ちにさせる作品は好き嫌いが別れるかと思います。

 

もちろん映画版にも言えますが、

俗に言う“イヤミス”が苦手な方にはかなりタフな作品です。

 

映画化もされたイヤミスの女王・湊かなえさんの「告白」などがイメージ的に近いかなと感じています。

 

読んだ後、観終わったあと嫌ぁな気持ちになる作品が好きな方にはぜひ楽しんで頂きたい作品です。

 

ちなみに僕は、

感情を持っていかれる作品は大好物です(笑)

 

やっぱり、衝撃的な内容って読み応えが凄くあると感じませんか?

 

放心状態になる事もあるんですが、

色々と考えてしまう、あの感覚が僕は好きですね。

 

小説「哀愁しんでれら~もう一人のシンデレラ~」についてネットでの声

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『映画「哀愁しんでれら」は見る前に原作を読んだ楽しめる?予備知識が必要か解説』についてでした。

少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。

 

話題の渡部亮平監督の商業長編映画デビュー作品である「哀愁しんでれら」。

映画を基にして書かれた小説「哀愁しんでれら~もう一人のシンデレラ」も相当なイヤミスに仕上がっているようですね。

闇深く、観終わったあと嫌な気持ちにさせられる作品が好きな方にとっては、

かなり見応えのある作品だと言えるでしょう。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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