映画「ロストケア」は怖いし辛いので年齢制限がある？対象年齢についても解説

映画

映画「ロストケア」

 

２０２３年３月２４日（金）に、

映画「ロストケア」が公開されます。

 

本作は、第16回日本ミステリー文学大賞新人賞

を受賞した葉真中顕さんの小説が原作。

 

また松山ケンイチさんと長澤まさみさんが主演

ということでも話題になっていますよね。

 

ただ予告編を見ると、

なんだか重そうな雰囲気が・・・。

 

怖くてしんどい映画なのかな？

って思っている人も多いでしょう。

 

本作は、ショッキングな内容で

年齢制限などもあるのでしょうか？

 

この記事を読むと、

ロストケアは年齢制限があって見るのが辛い映画なのか？

自分は楽しめる内容なのか？

 

ここが分かりますよ！

 

それでは、

・「ロストケア」は辛いしんどい内容で年齢制限があるの？

・対象年齢は何歳から？いくつくらいからなら見れるの？

・「ロストケア」はリアルで衝撃的？何が正義なのかわからないって本当？

・ロストケアは泣けるし余韻も凄い？柄本明の演技が凄すぎる？

について触れていきたいと思います。

 

 

「ロストケア」は辛いしんどい内容で年齢制限があるの？

 

「ロストケア」は辛くてしんどい内容で

年齢制限があるのか？

 

結論から言います。

「ロストケア」に年齢制限はありません。

 

予告編を見ると、シリアスで重い雰囲気が漂っているので、

「かなりしんどい内容なのかな？」

と思ってしまいますよね。

 

そうなると、

「ショッキングで抉られるシーンなんかもある？」

と不安になっている人も多いでしょう。

 

しかし、ロストケアは映倫のG指定です。

 

つまり子どもから大人まで

年齢を問わず誰でも見られます。

 

内容は確かにシリアスなのかもしれません。

 

42人を殺した連続殺人犯・・・

なんて聞くと、

恐ろしく感じてしまうのが普通ですからね・・・。

 

ただ、直接的な表現や過激な描写が

ちょっとでもあると、確実に年齢制限がかかります。

 

しかも、

「小さな子どもはなるべく保護者が一緒に見てください」

という「制限」ではなく、

あくまで「注意」のPG12指定にもなっていません。

 

なので、暴力的な表現は大丈夫ですが、

精神的には非常に怖さを感じる物語と言えます。

 

対象年齢は何歳から？いくつくらいからなら見れるの？

 

「ロストケア」は、

「年齢制限がないから誰でも見れる！」

そうお話ししました。

 

とはいえ、どの年齢層でも楽しめるのか？

というとまた話が違ってきます。

 

本作は、高齢化や介護、司法制度といった

リアルな社会問題を扱った作品です。

 

また、ロストケアは「ミステリー」という側面があります。

 

原作では、緻密に張られた伏線と回収が見事で

思わず「アッ！」と声が出るくらい驚かされましたからね・・・。

 

社会問題を背景にした複雑なミステリー・・・

 

となってくるとさすがに小さな子どもは、

話についていくのは難しいでしょう。

 

少なくとも、最低限のことが理解できる年齢と考えると

中学生以上、つまり１２、３歳くらいからが対象年齢

になるんじゃないかな？と個人的には考えます！

 

しっかり内容を自分に落とし込めるなら

刺さる内容です。

 

特に介護に関する何らかの経験がある人には

作中の描写がより自分に照らし合わせる事ができるでしょうね。

 

なので、人生経験を積んできた大人の方が

心をえぐられる物語と考えます。

 

 

「ロストケア」はリアルで怖い？何が正義なのかわからないって本当？

 

さて「ロストケア」は、

「年齢制限はないけど、小さい子どもには話が難しい」

と解説してきました。

 

しかし逆に言えば、

ストーリーを理解できる年齢層にとっては、

本作を見る価値がそれだけ大きいとも言えます！

 

それは作品を楽しめるだけではなく、

「考えさせられる」からなんです。

 

見てスカッ！として終わりという映画もいいですが、

ロストケアは、見終わったあとも余韻を大きく残すタイプの映画です。

 

 

本作の物語の軸は、

連続殺人犯と検事の対決になっています。

 

そして、高齢者の介護問題といった

リアルな社会問題が背景に描かれています。

 

フィクションと分かっていても、

リアルに同じようなことが起きててもおかしくない？！

という現実感が迫ってくるんですね。

 

実際に同じような立場にある人は、

辛いと感じてしまうかもしれません。

 

でも共感できたり、自分だったらどうかな？

と考えさせられる部分がかなりあると思います。

 

そして、そうじゃない人も、

「自分がそういう立場じゃないと分からないのかな？」

と逆に考えさせられてしまうんです。

 

「自分の未来」を想像してしまう事になり

その怖さを体感してしまう事になるかもしれません。

 

 

また、検事と殺人犯という構図は、

一見「正義と悪」の対決に見えますが、

「本当にそう言い切れるの？」

「正義ってなんなの？」

そう問いかけられているような・・・

 

そんなストーリー展開に心を揺さぶられますよ！

 

ロストケアは泣けるし余韻も凄い？柄本明の演技が凄すぎる？

 

「ロストケア」は社会問題をテーマにしていますが、

ただただ暗い・・・

というだけの作品ではありません。

 

落ち込んで、へこんで劇場を出るのは、

それこそ辛いですよね・・・。

 

考えさせられるけど、見るもの感情に訴えかけてくる、

そういう要素もあるので、見終わった後に深い余韻が残るんですね。

 

そう思えるのも、やはり演じる俳優さんの存在が大きいと言えます！

 

主演の松山ケンイチさん、長澤まさみさんお二人の演技も見どころですが、

脇を固める他の俳優さんがしっかり作品を支えている。

 

だからこそ見るものが心動かされるんですよね。

 

中でも大ベテラン柄本明さんの演技に圧倒されます！

 

柄本さんは、

松山ケンイチさん演じる斯波（しば）の認知症の父親を演じています。

 

原作でも、斯波と父親の場面は非常に考えさせられると同時に、

グッときてしまう作品の中の重要なポイントになっています。

 

認知症という難しい役どころですが、

柄本さんが演じることによって

物語の説得力も断然増していますね！

 

 

ロストケアを試写会で見た評価感想！余韻が凄いし泣ける！

試写会で見た人の

「非常に考えさせられた・・・」

「終始しんどいし、役者さんの魂のぶつかり合うような演技が凄すぎる」

そんな声が多いですね。

 

見終わった後の余韻が凄くて

ずっと考えてしまうという感想も目立ちます。

 

僕は昨年、PLAN75という映画を見てきました。

こちらも、社会のひずみに関して取り上げた物語で

高齢者問題を扱った内容でした。

 

見ていて、最初から最後まで非常にしんどくて

なんてものを見せられたんだと、しばらく頭から離れませんでした。

 

今作「ロストケア」もその部類に入るでしょう。

 

自分の祖父や祖母を支える親。

親を持つ自分の未来。

自分が年老いた行く末。

そして、今まさに自分が高齢である現実。

 

今、現在の自分がこれを見てどう感じるのか？

なにを考えるのか？

どう生きていくのか？

 

僕も必ず見に行かなければならないと思ってます。

はあ、しんどい時間になりそうだ・・・。

 

でも、ちゃんと向き合わなければならない未来は

もう、すぐそこに来ている。

 

ロストケアの評価感想！介護の見たくない現実に向き合う事になる

本上映がスタートしました。

 

早速見た人の感想は

「目をそむけたい現実を見せつけられた」

「介護という、いずれ来るであろう試練に考えさせられる」

「俳優さんの圧倒される演技で涙が溢れた」

 

そんな感想が非常に多いです。

 

見た人は総じて

「今の自分に何ができるだろう？」

余韻が凄くて、ずっと答えが出ないという声がいっぱいです。

 

僕も今夜見に行きます。

 

僕は福祉職として働いているので、

見え方がちょっと違うかもしれません。

 

介護される人、

介護する人、

家族、お金、

日々蓄積される披露、

でも、たまにある喜び、

 

人ですから、そこに様々な感情が巻き起こりますよね。

 

松山ケンイチさん演じる斯波が

何を想い、どこに強い信念を見いだしたのか？

 

受け止めきれるかわかりませんが、

感じてこようと思います。

 

気軽に見れる内容ではないと思うので

どうか見る方は体調を整えて鑑賞してくださいね。

 

でも、ロストケアを見ておくと

自分の人生の糧になる事は間違いないと感じます。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『映画「ロストケア」は怖いし辛いので年齢制限がある？対象年齢についても解説』についてでした。

少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。

 

松山ケンイチさんと長澤まさみさんが共演！

ということ話題を集めている本作。

ただ、

「内容が怖くて辛そう・・・」

「どういう内容なのか調べてから見たい」

と思っている人も多いでしょう。

 

お伝えしてきたように、

シリアスなストーリーにはなっていますが、

それだけ深く考えさせられる・・・

そうともいえる内容になっています。

 

また対象年齢についても解説しました。

自分にも合致しているし、見てみたい！

と思ってもらえたら、ぜひ劇場で確かめてみてくださいね！

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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