映画「プラダを着た悪魔」は結末の意味がわからない?なぜ辞めたの?伝えたいことは何?

地上波放送

映画「プラダを着た悪魔」

本作品は2003年4月に刊行されたローレン・ワイズバーガーによるアメリカ合衆国の小説を原作とする映画で2006年に公開されました。

ジャーナリスト志望の主人公が悪魔のような最悪の上司の下で

前向きに頑張る姿を描いた物語となっています。

 

終盤までは描かれる内容に、

「元気が出る」

特に女性は勇気づけられるし楽しいという声が多いです。

 

でも、素晴らしい内容なのですが、

結末だけは賛否が分かれているんですよね。

 

見た人によって、伝えたいメッセージが違ってくるのはなぜなのか?

気になりませんか?

 

ここでは、

・映画「プラダを着た悪魔」の結末は納得いかない?でも働いて大人になると理解できる?

・「プラダを着た悪魔」でヒロインは秘書をなぜ辞めたの?

・ミランダが最後笑うのはなぜ?パワハラ上司の笑顔の理由は?

について触れていきたいと思います。

 

 

映画「プラダを着た悪魔」の結末は納得いかない?でも働いて大人になると理解できる?

 

仕事をしている方なら少なからず自分なりのこだわりや信念をもっているかと思います。

そういった方なら最後まで見た後の結末にも共感できる部分もあり納得できる内容だと言えます。

 

しかし、学生や就職したばかりの方にはあまり理解できない所も多く

納得できないと感じる部分もあると思います。

 

学校生活や入社したばかりの中で自分を出していく事は

難しい事であり勇気もいりますよね。

 

私も入社したての頃は右も左も分からず言われた事を淡々とこなしていました。

 

そんな状況でわき目もふらず自分のやり方を貫き、

周囲の目など気にしない主人公の上司は凄いと言えます。

 

そういった経験が有るからこそ、その仕事に対する姿勢や作品の結末にも納得できます。

しかし、まだそういった経験が少ない人には作品の結末は納得できない所が多いと言えます。

 

あとは、困難な仕事に立ち向かいながら、どんどん綺麗になっていく主人公が

「そのままミランダの元で紡がれる未来が見たかった」

そういう願望がり、本作とは結末が異なったのが受け入れがたいのでは無いかとも思います。

 

 

「プラダを着た悪魔」でヒロインは秘書をなぜ辞めたの?

 

一生懸命に上司のアシスタントとして仕事をしてきて、

ようやく認められるようになってきたのになぜ辞めてしまったのか?

 

それは「自分の生き方はそうじゃない」

と認識し、本当にやりたい事を選んだからです。

 

確かに上司はカリスマ性もあり仕事を完璧にこなす

まさにキャリアウーマンの鏡と言えるかもしれません。

 

その反面、プライドを保つため時には誰かを犠牲にし、

それでも編集長としての役目を行使します。

 

それは仕事をする人間、ましてや人の上に立つ人間としては必要な事なのかもしれません。

 

ですが、仕事ができる人が必ずしも慕われるというわけではありませんよね。

 

私なら仕事に対して少し不真面目であっても

人として尊敬できる人の下で働きたいと思います。

 

「仕事をこなし認めれられていく事の喜び」と

「自分が本当にやりたかった仕事」の間でずっと揺れていた主人公。

 

ミランダの生き方は「自分のそれとは違う」と、

ミランダを尊敬する気持ちはあっても、

 

「それは私の生きる道ではない」と選択した事が、結果的に

ランウェイ誌の仕事を辞め、

ジャーナリストになるという道に繋がったのだと考えます。

 

 

ミランダが最後笑うのはなぜ?パワハラ上司の笑顔の理由は?

主人公に仕事を放棄される形になった上司ですが、

なぜ最後に微笑みを浮かべていたのでしょうか?。

 

それは、「本当に自分がやりたい事は何なのか?」

「どう生きたいのかを自分で選んだ」という事を認めたからです。

 

最初は興味もなく漠然とした気持ちで飛び込んだファッション業界の中で仕事をしていく主人公。

 

当初は上司や同僚の仕事ぶりに戸惑いを感じていました。

 

そこから、“興味を持たない”自分を捨て体ごと飛び込まなくてはいけない事を教わります。

 

プロとしての自覚を持ち、スタート地点に足をつけて立つことができたからこそ仕事っぷりがあがっていきます。

そんな主人公のストイックな所や個人的な感情をもつ人としての善に従い、自分の夢を掴む一歩を踏み出した主人公。

 

その人としての在り方や仕事に対する思いを理解し認めていたからこそ

最後に微笑みを浮かべたのだと思います。

 

「プラダを着た悪魔」のラストについて見た人の意見や感想

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『映画「プラダを着た悪魔」は結末の意味がわからない?なぜ辞めたの?伝えたいことは何?』についてでした。

少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。

 

結末等は賛否あり内容に納得できない人もいるかと思います。

 

しかし、公開から年月が経っても、評価が高く仕事に取り組む姿勢のヒントを与えてくれる作品です。

悩んだり努力している人の背中を押してくれる作品ですので、是非一度見てみて下さい。

 

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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