銀河英雄伝説 星乱 第三章の予告は辛くて号泣?キルヒアイスが扉を開けるシーンも解説

映画

こんにちは。かみずです。

銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱

全三章の第三章が2019年11月29日から上映となります。

 

銀英伝ファンの皆さんはもう映画館で第二章は観ましたか?

僕も先日、鑑賞してきました!

 

艦隊戦も迫力が増して、とえても見応えがありました。

 

でもちょっと、ある事に心配しながら、ドキドキしながら、観てきたわけでもあるんです。

で、本編の上映が終わり「面白かった~」と安心していたのですが、エンドロール後の第三章の予告で、そんな余韻も吹き飛んでしまいました・・・

ここでは、

・第三章の予告でラインハルトとキルヒアイスに不穏な空気って何なの?

・キルヒアイスはどうなってしまうの?

・予告を観た人の意見感想

について触れていきたいと思います。

 

 

銀河英雄伝説-星乱-第三章予告でラインハルトとキルヒアイスに不穏な空気とは何なのか

まずは、こちらの第3章予告動画を見て下さい。

冒頭からラインハルトとキルヒアイスの意見がぶつかっている映像となっています。

幼少期より、ラインハルトの姉「アンネローゼ」を救おうと共に必死に生きてきた二人。

 

なぜ?

どうして、そんな二人の意見がすれ違うような事になってるの?

 

そう思った方もいますよね?

この銀河英雄伝説という物語は色々な事を見ている人に語りかけていると考えます。

 

※以下はネタバレを含みます。

 これから映画を観に行く方で内容を知りたくない方は読み飛ばして下さい。

 

ラインハルトの考え方は王として大多数を救うためには少数の犠牲はやむを得ない

第2章を観た方はわかると思いますが、ラインハルトは苦渋の決断を迫られる事になりました。

追い詰められた大貴族自分の領地の反乱に激高して、大虐殺を行ってしまったんです。

 

ラインハルトは、それを事前に察知して、最初はその蛮行を阻むため、自ら動こうとします。

ですが、参謀であるオーベルシュタインラインハルトにこう言います。

 

「この蛮行をやらせてしまおう」と・・・

 

民衆の味方であるラインハルトは当然反発します。

 

「何だと!。200万人を見殺しにしようと言うのか!。女子供もいるだろう」

 

しかし、オーベルシュタインはあえて言います。

「この蛮行を世に知らしめれば、この戦争は早期に集結し、戦う兵士や国民の犠牲は少なくなります。

 帝国国民250億人を救うためです閣下」

 

この考え方に悩んだラインハルト決断を先に伸ばします。

結果、オーベルシュタインの思惑一部嵌ってしまう形で、この大虐殺は行われてしまうわけです。

 

既に、命は奪われてしまった・・・

 

自分の意に沿わない形であったとしても、明確に阻止命令をしなかった自分を責めるラインハルト。

 

でも、失われた命を無駄にしないため、彼は決断するのでした。

 

オーベルシュタインがいなければ、全く異なった未来となっていたでしょう。

キルヒアイスがかねてより危険視していたオーベルシュタインの影響がまさに出た部分です。

 

オーベルシュタインがいなかったなら、未来はどうなっていたのかな?

僕は妄想を膨らませます。

 

まさに王としての考え方という事ですよね。

 

大を救うために小を切り捨てる。

 

僕は小市民なので、兵士として覚悟している軍人の犠牲はしかたないと思いますが、何の覚悟もない人々の犠牲は享受できません。

 

でも、オーベルシュタインにある意味騙されたラインハルトは気の毒には思います。

皆さんはどう思いましたか?

 

キルヒアイスの考え方は「門閥貴族とは違う」と志すからには民衆を犠牲にしてはならない

キルヒアイスアンネローゼ権力の力でさらって行った皇帝や貴族に大きな反発心があります。

彼は貴族出身ではありませんからね。

 

ですから、門閥貴族のように民衆の犠牲の上に立つ事に未来は無い。

民衆の信頼で足場を固め、民衆の支持を受けて宇宙を手に入れる。

 

これが、キルヒアイスの理想、信念と考えます。

 

ですので、今回の200万人の虐殺をラインハルトが見殺しにしたという事実が信じられないというわけです。

信じたくなかった。

でも、ラインハルト本人から事実と告げられた。

「自分の中の正義とラインハルトの正義が異なってしまったなら・・・」

そこに葛藤していくわけです。

 

ラインハルトも、元々の考え方は一緒です。

 

こんな人が一般市民から生まれるなんて、本当に素晴らしい。

男の僕でも惚れてしまうんですから、女性にはもうたまらない存在でしょうね。

 

ラインハルトが民衆を見殺しにしてしまった負い目から、自分の本音を言えない

上記で述べましたように、ラインハルトは帝国国民という大きなくくりでの民衆という視点。

キルヒアイスは自分たちのような身近な人々という視点での民衆を救わなければという視点。

 

どちらも、人々、民衆を救いたいという所で一致しています。

 

ですが、ラインハルトはオーベルシュタインの画策で、結果大量虐殺をゆるしてしまったという負い目があります。

 

『本当は阻止しようと思っていたんだ。

でも、明確な回答を先延ばしにしてしまった・・・

自分が気付いた時には、既に大量虐殺が行われてしまった後だった。』

 

この事実に負い目がありながらも正当化したい自分もいる。

 

この気持ちをキルヒアイスに伝えられないラインハルトは、キルヒアイスの進言に耳が痛く、結果二人はすれ違うという事になってしまいます。

 

キルヒアイス『大貴族が滅亡するのは歴史の必然。流血もやむおえないでしょう。ですが、民衆を犠牲にしてはいけません。どうして、自分の足場を崩して立っている事ができるでしょうか。』

 

ラインハルト

『どうして、キルヒアイスはわかってくれないんだ!

結果、帝国国民の命の多くは救われるのに・・・』

 

キルヒアイス

『ラインハルト様なら、いつかわかってくれる・・・』

 

同じ志を持つ二人がすれ違うのは、切ないですよね。

 

銀英伝 ノイエ 星乱 第3章でキルヒアイスはどうなってしまうのか

銀河英雄伝説という作品の中でも、大きい存在なのがキルヒアイスです。

 

予告動画で表現されているラインハルトの大粒の涙。

二人とアンネローゼが微笑み合う、幸せな日常。

そして、扉に向かって歩き、ホワイトアウトしていくキルヒアイス・・・

 

この予告を劇場で見た僕は、たった2分で涙を流してしまいました。

 

劇場を後にする女性の中にも、涙を流しながら去っていく方も何人かいましたね。

 

今作の星乱についても、過去作品のストーリーを踏襲していっているので、つまりはそういう未来が待っているという事になりそうです。

 

「そんなシーン見たくない!・・・でも見なければならないんだ!」

 

そういう相反する思いに心が揺れます。

 

二人の英雄の動向を見守りましょう。

 

第3章の予告動画を観た人の意見感想

僕と同じようにキルヒアイスが気になっている方の意見が多数あります。

そうですよね。

どうかキルヒアイスの無事を祈りたいですよね。

第三章は気持ちを強くして観る必要があります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「銀河英雄伝説 星乱 第三章の予告は辛くて号泣?キルヒアイスが扉を開けるシーンも解説」についてでした。

少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。

 

次章の第三章は観る人の心を揺さぶる物語になりそうです。

ファンの方は心を強く持って、観に行きましょう。

 

ファンならば、見なければなりませんよ!

たとえ、それが苦しいものであったとしても・・・

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!