「Fukushima50」の評価感想!酷評や批判はあるけど泣ける?吉田所長を美化してて酷い?

映画

 

2011年3月11日。14時46分。

最大震度7、マグニチュード9.0の大地震が発生。

その後、太平洋沿岸に押し寄せた大きな津波によって起きた、福島第一原発の事故に立ち向かった人たちを描いた「Fukushima50」が3月6日に公開します。

現場で指揮を取る伊崎に佐藤浩市、第一原発の所長である吉田を渡辺謙が演じます!

 

実は私、去年友人とアナ雪を観に行った時に予告を見ていたので、ずっと気になっていた映画。

 

震災当時はずっとニュースで流れていましたし、どれだけ現場作業員の方達が頑張ってくれていたか、自分はわかっていると思っていました。

しかし予告を見て、ニュースだけでは伝わらない・分からないことがきっと描かれているんだと感じました。

月日が経ち風化しつつある今だからこそ、改めて観ておくべきものではないかと思います。

でもその一方で、いろんな方が関わっていたり亡くなっていたりする実際に起きた天災のことなので、公開後は批判も出てくるのではと思っていたのですが・・・

やはりそういった意見や感想も見られました。

 

ここでは

・フクシマ50は批判が多い?

・フクシマ50は吉田所長を美化しているのか?

・フクシマ50が泣ける理由は?

・見た人の評価感想

について触れていきたいと思います。

 

 

「フクシマ50」は酷評や批判はあるけど泣けるのか?吉田所長を美化してて酷い映画なのか

 

この天災により起きた原発事故には、政治家、現場作業員や現場を仕切るリーダーが関わっています。

 

もちろん、皆には家族がいます。

そして、亡くなった方たちもいらっしゃいます。

 

その分事実と違うとか、

「国のために命がけで対応したという行為を美化していいのか」

という意見も飛び交いがちです。

 

 

中でも多いのが、吉田所長について。

 

吉田所長は、東京電力の本社と官邸の調整役として奮闘。

しかし、お互い意思疎通が思うようにいかず、怒鳴るシーンが何度もありました。

国のために、そして家族のために事故に立ち向かうその姿は、とても涙誘うものです。

 

でもその一方で、「吉田所長を美化するのはどうか」という声もあるわけです。

「福島50」は内容や吉田所長を美化してて酷い映画と評価したのは何でなのか

吉田所長は、当時メディアにも多く出ていた実在する人物です。

顔を見れば思い出すという方もいるでしょう。

吉田所長は、原子力設備管理部長だった頃、現場での保守点検作業などを、お金がかかるからという理由で大幅に切り詰めたという話も聞きます。

その責任を、あの事故が起きた時に感じたからこそ必死だったのかもしれません。

 

 

あとは、ラストシーン。

 

吉田所長が亡くなり、福島にまた桜が咲いた(春が来た)という、ハッピーエンドのような終わり方。

あれは、

「問題はあるけど希望を持って生きていこう!」

みたいなことを伝えたかったのかもしれません。

 

しかしそういう終わり方だと、やはり「美化している」と言われてしまうのかなと思いました。

汚染水のことや、帰還困難区域の解除など、解決への道のりは現実的にまだまだ先なのだですから・・・。

「Fukushima50」で酷評や批判はあるけど感動して泣けるのはなぜか

批判の意見もあるものの、自分の国を守ろうとする福島第一原発の作業員たちの姿には、胸を打たれます。

放射能汚染されたエリアに入り、手で格納容器内の蒸気を外に逃がす排気操作(ベント)が必要となった時。

伊崎が決死隊を募るのですが、多くの人が手を挙げたところは本当にグッときます。

 

防護服を着て操作するとはいえ、完全に放射線をカットできるわけではありません。

 

命に係わる作業です。

 

自分だったら、手を上げられた自信はありません…。

本当に、尊敬の念しかないです。

 

将来のことや結婚して子供を授かることも考えた上で「若者はだめだ」と言う伊崎も、作業員たちを大切に思っている事が伝わってきました。

 

 

 

Fukushima50を見た人の評価感想

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『「Fukushima50」の評価感想!酷評や批判はあるけど泣ける?吉田所長を美化してて酷い?』についてでした。

少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。

 

こういった映画は、メッセージ性が強く、どうしても批判は出てくるもの。

 

しかしこの映画が伝えたいのは

「東日本大震災を忘れてはいけない」

ということだと思います。

 

多くの人が亡くなったこと。

故郷が奪われたこと。

復興にはまだまだかかること。

 

問題はたくさんあるのに、時間が経つにつれて風化してしまう。

 

この映画は、そんな、忘れてはいけないことに気づかせてくれる作品なのではないでしょうか。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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本ページの情報は2020年3月時点のものです。
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