映画「ザ・ホエール」は年齢制限がある重たい内容？対象年齢についても解説！

映画

映画「ザ・ホエール」

 

２０２３年４月７日（金）に

映画「ザ・ホエール」が公開されます。

 

「ハムナプトラ」シリーズで知られる

ブレンダン・フレイザーが、巨体のひきこもり男を演じる！？

 

ということでも話題になっていますよね！

 

しかし予告編を見ると、

かなり心を揺さぶられるヒューマンドラマのような感じもあります。

 

それと同時に悲しくて、

ちょっと重たい雰囲気も感じますよね。

 

暗いストーリーで、ショッキングな表現なんかもあるんでしょうか？

そうなると、年齢制限があるのかも気になるところ・・・。

 

この記事では、

「ザ・ホエール」は重たい内容で年齢制限はあるのか？

自分は楽しめそうな作品なのか？

 

ここが分かりますよ！

 

それでは、

・「ザ・ホエール」はテーマが深く重たいので年齢制限がかかっているの？

・理解できる対象年齢は何歳から？いくつくらいからなら見れるの？

・「ザ・ホエール」は感情移入しすぎて泣ける？心がえぐられるし感動するって本当？

・ブレンダンフレイザーとセイディーシンクの演技力が凄い？過食の描写も苦しいししんどい？

・試写会で見た評価感想

について触れていきたいと思います。

 

 

「ザ・ホエール」は年齢制限がかかる重たい内容なの？

 

さあ、はたして「ザ・ホエール」は、重たいストーリー、

ショックを受けるような表現があって年齢制限があるんでしょうか？

 

結論から言います。

 

ザ・ホエールは、映倫の

「PG-12指定」作品になっています。

 

しかし、これは正確にいうと年齢制限ではありません。

 

「１２歳未満は、できるだけ保護者の人と一緒に見てください」

という注意にとどまるものなんです。

 

だから実質年齢関係なく誰でも見ることができますが、

注意すらないG指定作品より１つ上のレーティングになっています。

 

よって、小さい子どもにはやや刺激が強い表現や内容がある

というニュアンスでとらえておいた方がいいでしょう。

 

ストーリー、内容から考えても

過激な表現やグロいシーンがある暴力的な映画

にはあたらないのでその辺は過度に心配しなくてもOKでしょう。

 

PG-12になっている理由としては、

主人公チャーリーのひきこもり生活の描写。

 

これは子どもにはあまり見せられないような不健全な表現

人によっては不快に感じる表現になっているからと考えられますね。

 

しかし、これらはあくまで作品にリアリティーを出すための

必要な描写だけにとどまっていると言えます。

 

いずれにせよトラウマになるくらいひどい、

という表現はないと考えて大丈夫です！

 

 

理解できる対象年齢は何歳から？いくつくらいからなら見れるの？

 

「ザ・ホエール」には、実質年齢制限はないとお話ししました。

 

しかし誰でも見れるからといって、

「小さい子どもでも分かる話なの？」

「何歳くらいから楽しめる？」

 

と思っている人もいますよね。

 

それではズバリ言います。

 

本作を楽しめるのは、

「高校生くらいからの年齢」だと個人的には考えています。

 

監督のダーレン・アロノフスキーと言えば、

鬱映画として有名な「レクイエム・フォー・ドリーム」や、

「ブラックスワン」「マザー！」など

 

ダークで難解な作品が多いことで知られています。

 

 

僕も毎回

「なんかとんでもないものを見たけど、

この映画結局どういう意味だったの？」

 

ってなってます（笑）

 

それでもなぜか惹きつけられたり、

考えさせられたりするんですよね。

 

一方で「レスラー」のような多くの人が共感できるような

人間ドラマも手掛けていて、今回はどちらかというと

こちらのパターンなのかな？って思います。

 

ゆえにストーリー自体は比較的分かりやすいでしょう。

 

しかしそれでも、ただのお涙ちょうだい的なものだったり、

耳ざわりがいいきれいごとを並べただけの作品ではなく、

人が人生で感じる苦しみや痛みの側面が強く描かれています。

 

本作のもとになっているのは舞台劇なのですが、聖書や

「白鯨」という有名な小説もモチーフに使われています。

 

こういった点もふまえると、

そういった知識や感性をある程度持っていることで楽しめる、

比較的「大人向けの作品」ということにやはりなるでしょう。

 

中学生くらいの年齢で映画に求めるものは、

とにかく「楽しさ」や「気持ちよさ」だと思うんですよね。

（違う人がいたらすみません・・・）

 

それが高校生くらいになってくると、

そこに「共感」というものが加わってくる、

と僕は思っています。

 

よって少なくとも高校生以上、

つまり15歳前後の年齢からが対象になるかなって思います！

 

 

「ザホエール」は感情移入しすぎて泣ける？心がえぐられるし感動するって本当？

 

「ザ・ホエール」は、年齢制限がないけど

どっちかというと大人向けの作品と解説してきました。

 

「で？結局どういう話なの？」

という声も聞こえてきそうなので（笑）

 

ここで簡単に本作のあらすじをご紹介します！

 

■あらすじ

主人公で４０代のチャーリーは、

恋人のアランを失って以来傷心して家に引きこもり、

ひどい過食症で272キロの肥満体になってしまいます。

 

チャーリーと唯一の交流がある看護師のリズは、

彼を心配して病院へ行くように毎回うながしていますが、

チャーリーは拒否し続けます。

 

チャーリーには、恋人と暮らすために

家庭を捨てた過去がありました。

 

もう先が長くないと感じた彼は、疎遠になっていた娘エリーに会いにいき

あるお願いをするのですが・・・

 

というストーリーになっています。

 

ブレンダン・フレイザーの巨体のヴィジュアルに

どうしても目がいきがちで一見非現実的な話に思えるのですが、

実は全く逆で、限りなくリアルな世界を描いた作品だと思います。

 

それは「家族」の物語だからです。

 

スポットが当たるのは、主にチャーリーと娘・エリーなのですが、

彼らの周囲の人間にも当然家族がいて、

そのストーリーが絡み合って話が進行します。

 

本作は、ほとんど「チャーリーの家の中」という

限られた空間で話が進むので、

おのずと登場人物も限られた人数になっています。

 

このことも見る人が感情移入しやすいポイントと言えますね。

 

ネタバレにもなるし、言葉では伝わり切らないと思うので、

クライマックスからラストにかけての展開は

 

ぜひ劇場で直に感じてほしい・・・

 

そう思いますね！

 

ブレンダンフレイザーとセイディーシンクの演技力が凄い？過食の描写も苦しいししんどい？

 

本作は、ブレンダン・フレイザーの

渾身の演技がとにかくすさまじい！と評判です。

 

その甲斐もあって、

今年発表されたアカデミー賞で見事、主演男優賞を受賞しています。

 

彼は「ハムナプトラ」で人気を博したものの、

体調の悪化やプライベートに数多くの問題を抱えて

長い間ハリウッドの一線から遠ざかっていました。

 

本作は奇跡のカムバックをとげた作品

ということでも話題になり、感動を呼びましたね。

 

フレイザー演じるチャーリーは、

恋人を失ったショックでひきこもりになり

肥満体になり生活が荒んでいくという役柄です。

 

過食症なので、食べるというよりむさぼり、

かと思ったら吐いてしまう強烈な描写だったり、

心配になるくらいやたら咳き込んだり・・・

 

そういった演技１つ１つには、

思わず眉を細めてしまいます。

 

でも、リアルだからこそ嫌悪感を覚えてしまうんだな、

と妙に納得させられてしまうんですよね。

 

主人公の抱える闇を見事に体現できたのも

彼自身が同じように苦しんだ過去があるからこそ

と言えるのかもしれませんね。

 

こういった登場人物の病的な部分を

徹底してリアルに見せるあたりは、

やっぱりダーレン・アロノフスキー監督鬼だなぁと（笑）

 

また、ドラマ「ストレンジャー・シングス」や

Netflixの「フィアーストリート」

で人気のセイディー・シンクにも注目！

 

彼女は本作のキーパーソンとなる人物で、

チャーリーの娘・エリー役を演じていますが、

若手ながら目を見張る演技を見せてくれています。

 

この２人がマジ親子のごとく、

演技と演技のぶつかり合いを見せてくれますよ！

 

「ザホエール」を試写会で見た感想！泣けるしブレンダンフレイザーに号泣する！

試写会で一足先に見た人の感想は

ブレンダン･フレイザーの演技に圧倒されたというものばかり！

 

あまりの凄まじさに感情爆発した声でいっぱいです。

 

主役だけでなく脇役もかなり濃いキャラクターばかりのよう。

さすがA24が手掛けているという事ですよね。

 

ラストもすっごい衝撃という事なので

見逃せない作品と認識しました。

 

ああ、ハンカチ忘れないようにしないと・・・。

変えのマスクもね。

 

「ザホエール」の評価感想！傑作レスラーに通ずる良さがある感動作！

まさに人の極限を見せられる感動作！

 

レンダン・フレイザーの人間味のある演技と

魂を込めたその熱量が圧巻という感想が目立ちます。

 

閉塞感が漂う絵で息苦しいながらも

ラストまで目を離せないという内面に引き込まれる物語。

 

複雑な人間心理が極限まで描かれており

場面はほぼ代わり映えしないのに、深い満足感が得られる。

 

そんな内容を好まれる方は

非常に見ごたえるのある物語と言えそうです。

 

濃厚な２時間が味わえそうですね♪

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『映画「ザ・ホエール」は重たい内容で年齢制限がある？対象年齢についても解説』についてでした。

少しでも参考にしていただけたなら嬉しく思います。

 

「ハムナプトラ」のあのイケメン、ブレンダン・フレイザーが

肥満の男を演じる、と聞いてびっくりした人も多いのでは？

 

という本作。

 

しかし、内容は重くて暗い？という感じで、

見ようかどうしようか迷っている人もいるんじゃないでしょうか。

 

しかもこれまでダークなテイストで、見る人を試すような作品を

発表してきた鬼才ダーレン・アロノフスキー監督の作品

と聞くとなおさらですよね。

 

確かに重く、深いシリアスな内容です。

 

しかし、テーマは限りなく身近なもので、

多くの人が共感、感情移入できるものになっています。

 

この記事を読んで、見たいかも？と思ってもらえたなら

第一印象に惑わされず、ぜひ劇場に足を運んでみてください！

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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